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2010年10月

エチオピア イルガチェフェ

イルガチェフェを三年ぶりに販売しています。 2007年のRed Star以来になります。

前回のテストではシダモG4を取り上げましたが今回はイルガチェフェG1を紹介します。

以前のような地区指定はエチオピアのシステムが変わってしまったため詳細不明です。

豆の品種も膨大な種類があり特定不能ですが原種ではあるようです。

豆の状態はとても良く、ウォッシュのG1規格ということもあって欠点も少なくきれいです。

うちではこの豆を深煎りで焙煎します。 現在のスペシャルティコーヒー主流の焙煎度合い

ではありませんが、しっかりとした独特の香味が感じられるように仕上げてあります。

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 ETHIOPIA Yirgachefe G1

うちの焙煎度合いですとフルシティ++

やさしい苦味と個性的な風味を感じますが、やはりナチュラルのシダモとは似て非なるもの。

シダモのようなモカらしいねちっこさはなくあくまでもクリーン。ケニア的なニュアンスも感じます。

イルガチェフェ モカの枠ではくくれない個性豊かなエチオピアの豆です。



ケニア キリニャガ ガチャミは終売

シダモG4近日販売します。

当然こちらも深煎りです。



































エチオピアのシダモ

エチオピア シダモG4のサンプルテストをしてみました。 ここ数年、諸事情により入荷量が少なくなっていたエチオピアのモカです。 今回のシダモはウオッシュのG2ではなくナチュラルのG4。

香味のクリーンさや欠点豆の比率で考えればG2なのですが、モカのイメージいわゆるモカ臭をもっているのはナチュラルという事になります。そしてモカ臭といっても発酵臭混ざりではない純粋なものが私の基準ではありますが、お店によってその判断はまちまちのようです。 今回のシダモですが欠点豆は少なめでグリーンはしっかりとしています。

ダメージもほとんどないようでいい状態。 焙煎する前から期待できるモカにお目にかかるのは久しぶりです。

焙煎はフルシティ+++に仕上げました。 煎りムラは多少ありますが許容範囲。 

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Ethiopia Sidamo G4

焙煎2時間後のテースティングですが、深煎りにしてもモカを感じる香味がきちんと感じられます。 独特の複雑なニュアンスは純粋な上質のエチオピアと言えるでしょう。

 

ブログタイトルを変更しました。

珈琲何が好き2は本日より「自家焙煎なつみ珈琲 a blessed time」にタイトル変更です。

これで二度目の変更になりますが、過去の記事も閲覧できますので時々見てやってくださいまし。

文字もシロヌキなので少し雰囲気が変わったかなと思います。

うちで販売しているコーヒー豆や焙煎などを中心に書いていきます。

みなさまの日々のコーヒータイムが楽しいひとときでありますように。

少しでも参考にしていただければ幸いです。

さっそくですが、コロンビアがやっと入荷しまして販売開始しています。

おなじみのマグダレナ ロスカウチョスです。焙煎度合いはフルシティ+ですが、適度な苦味にフレッシュ感いっぱいの旨みがつまっています。濃度を上げても重くならず、飲みやすい豊かでバランスのいい豆です。

ウィラ州サンアグスティン村産 カツーラ カスティージョ ティピカ

苦味はほどほどで飽きずに飲めるコロンビアなのでした。

SCAJ2010は暑かった

9月22日に有明の東京ビックサイトで開催されたSCAJ2010にいってきました。

りんかい線を使って行ったのですが地上に出たときの暑さに目が回りました。

この日は久しぶりの夏日だったので会場に着いたときにはぐったり。

しかし、この暑さにも劣らず会場は熱気につつまれていました。

初日から大盛況でした。各ブースでは 高品質な各国の珈琲豆はもちろんのこと、最新型の焙煎機やエスプレッソマシーンが展示されていました。 特に国内の最新焙煎機には関心させられましたね。機械としての完成度があがっているのがよくわかります。見た目の美しさやパーツの精度材質は海外メーカーにだいぶ近づいてきたようですが、ほとんどが熱風もしくは半熱風です。 私的には直火の最新型がないのが少し残念ではありますが、いろいろな意味でこれが最近の流れなのでしょうね。 従来型の釜を改造してバランスが悪くなって四苦八苦するよりも最新型を使うほうが良いのかも。

ちなみにうちの釜は富士ローヤルのR-105直火ですが無改造です。

見た目は無骨で色気も何もありはしませんが味作りの範囲が広いので使い続けています。

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会場入り口です。中に入るとすごい来場者で写真がろくにとれませんでした。
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三洋産業の2キロ釜です。半熱風で単独排気のようですがカラフルできれいな作り、コンパクトで使いやすそうですね。

直火にもできるそうです。

珈琲は普段使ったことのない豆をいろいろ見て飲めていい刺激にもなりましたし、一珈琲好きとしてもとても楽しめました。

仕入先の商社問屋の方々ともお会いでき有意義な時間でありました。  来年もいけるといいな・・・。



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