エチオピアのリム
以前からちょいと気になっていたエチオピアのリムを焙煎しました。
シダモがなくなりイルガチェフェの深煎りだけになっていたのでちょっと寂しさを感じていたのです。
今まで扱ったことのない豆でした。G3のナチュラルとG2のウォッシュドがありますが迷うことなく
ナチュラルのほうをチョイスしました。私的にモカ系の豆はスペシャリティの物やCOEのような「美形」さを
求めておりません。 かと言ってウォッシュドイルガチェフェも大好きな豆ですが「ブスかわいさ」を感じるナチュラル
精製のモカに惹かれます。 以前も書いたことがあると思いますが、発酵臭や雑味はモカらしさとは思ってもいませんし
そのような物を感じるようであればただのブス豆になってしまいますね。
今回のリムは欠点も少なく発酵豆も見当たりません。 生産地域も広くなく品種がかなり限定されているようです。
生豆を見てもサイズと形のバラつきもあまりなく肉厚でいい成熟をしたロットのようです。
ナチュラルのモカとしては乾燥も良く、焙煎してもムラは少なめでした。(シダモG4との比較による)
中煎りで仕上げてみました。
焙煎直後のテースティングでは香味はまだ弱く感じましたが、翌日にはらしさが感じられるように。
やわらかな苦味と酸味、えもいわれぬ独特の甘い香りを感じます。今的に言うと「ほっこり」なのかな?
成分の多さを感じる豆なので色々いじりがいがあります。
今後どのように変わっていくのか楽しみです。
そのうち深煎りもやってみますね。
昨日書こうと思っていたのですがAFCアジアカップを見ていたため遅れました。
皆さんもご覧になった方も多いと思いますがおかげで寝不足。 でも感動した。
明るい話題はいいものですね。
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