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2011年2月

ブラジル パライソ農園は期間限定!!

パライソ=マサル シモサカ (下坂兄弟農場)は数年前にも使ったことがありますが、今年のはちょっと印象が違うかなと。 前回は分厚いコクでヘビーな味でしたが、今年のはバランスのよさを持ったカカオ風味のマイルドタイプになっています。 新豆特有のフルーティ臭もなく適度にエージングされているようですね。 その分焙煎しやすくもあります。ナチュラル精製なのである程度のムラは出ますが想定内。 ワイニーさはほぼ感じずカカオの香りが漂います。冷めてくると少しトロッとしてきますがオイリーではありません。 農園物は毎年香味が少しずつ違うのでこれもひとつの楽しみでもありますが、単純に出来の悪いこともあります。 出来不出来や香味のブレを考え農園物を敬遠する方もおられるでしょう。 これはブラジルに限らずすべての産地に当てはまりますが・・。 

画像


Fazenda PARAISO masru shimosaka

もうひとつ、今日別のブラジルをテスト焙煎しました。 マッタス・デ・ミナスのマニュアス産 サンタカタリーナ農園のパルプドナチュラル ムンドノーボ/カツアイ こちらはカカオではなくカラメル風味。 販売元が言うにはキャラメルフレーバーと蜜の甘味が特徴。商品名もキャラメラード(Caramelado)てあります。 香味はモジアナ産に近いかなと感じました。結構好きなタイプなのでそそりますね。 ちょっとだけ販売できますので興味のある方はお早めにどうぞ! 近いうちにショコラの新豆もテストします。

ブラジル パライソ農園

ブラジルのニュークロップが入荷し始めましたね。 少し遅くなったけれどこれから楽しみです。

しかし、あてにしていた農園のナチュラルが未だ通関が切れずにいます。

フォリャードスの在庫もあまりないので急遽パライソ農園を使うことにしました。

ブラジルもいろいろな地区、農園の豆がありますがナチュラル精製のものは近年少なくなったように思います。

COEなどスペシャルティコーヒーに偏向した味覚基準の現在では、パルプドナチュラルやウォッシュドに高スコア

が出るのは当然であり生産者もそちらを向いているし、 SCAA等による影響はコーヒー農業の生産技術や加工

焙煎技術にまで及んでいるのも確か。 いろいろな事がレベルアップしているのだけれど大切な何かを

失っている部分も否めない。 皆同じ方向をむいているのかな?うちとしては日本の 自家焙煎珈琲として美味しい珈琲を創ります。 

ちょっと話がずれてしまいましたが、パライソ農園のブルボンはフルシティ+で焙煎しています。

マナビ エクアドルも販売開始しました。詳細は次回に。

フォリャードスのフルシティ+は販売終了。





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